かいせつ

  • 解説
  • 開設

処方せん

解説
ゲセツ/カイゼイ/ゲゼイ
開設
カイセツ

解説

“解説” “開設” ともに「カイセツする」となる動作性名詞です。

“口座の開設をする” と “講座の解説をする” のように、いくつかの組み合わせでは 多少長さを持った文脈でも正しく変換を判断できないときがあります。

の字は“解脱”(ゲダツ) “解毒”(ゲドク) “慧解”(エゲ) に見るように「ゲ」の読みを持つので、これを用いれば「カイセツ」と「ゲセツ」で区別可能になります。

他の方法としては の字は “遊説”(ユウゼイ) のように 「ゼイ」と読むことが可能です。同じつくりを持つの字も「ゼイ」の読みが一般的であり、こちらに合わせていくことも可能です。

“解説” という 単語は二文字とも「とく」と読むことができる漢字です。「カイセツする」の代わりに「ときとく」のように訓読みにしても長くならないため、文脈次第ではこちらから攻めていくアプローチもあるでしょう。

使用されている文字

  • [1]
    ケ・ゲ(呉音)/カイ(漢音)/ジィエ⤻(jie3/4:拼音)
    とく・わかる(訓読)
  • [1]
    セツ(漢音)/シァ↘︎(she4:普通話拼音)/
    もうける(訓読)
  • [1]
    說(旧字)/ゼイ(慣用音)/セツ・エツ(漢音)/
    シュオ・ユエ(shuo1,yue4:普通話拼音)/
    とく(訓読)
  • [1]
    カイ(漢音・呉音)/カイ(kai1:拼音)
    ひらく・あく・あける

この衝突語リストは、日本語に おいて同音異義語、あるいは文中に 単語をまたいで登場し、 聞き違いや カナからの変換時に誤変換を よく起こすものを ピックアップしたものです。

ここで示されている「処方せん」は、あまり一般的では ないものを 多く含みますが、 変換辞書に登録し 学習により上位にでるように することで 入力時の誤変換を減らす効果を期待できます。

一部特殊な拗音や別の文字種、変体かななど特殊な表記を使用する場合があり、 昭和から続く日本語のカナ<現代仮名遣い>の構成で 表記が認められていないものについては 現行の漢字変換ソフトそのままでは対応不能なものもあります。

将来的には 制度改定や 続いてシステムがアップデートされていくことが望ましいですが、キーマッピングの変更などでもある程度の調整が可能です。

その他の衝突語