だいたい

  • 代替
  • 大体

処方せん

代替
ダイがえ
大体
ダイタイ/タイタイ/デッタイ

解説

代替をだいがえと読むのは比較的浸透している読み方です。

重箱読みになりますので適切ではないという理解がありますが、だいたいする、のような文では意味が不正確になるので だいがえ の方が効率的です。

大体 の 方については 「大体そうする」のように語順を変えれば回避できますから そのままでも良いですが、強いて区別するなら大の字を「タイ」と読んで「タイタイ」とするのが簡単です。似た語で大抵(タイテイ)と言う語がありますがダイをタイと読み替えても常識の範囲内であり、仮に聞き間違えても問題は軽微でしょう。

他には「デ」や「ダー」「ター」と読み替えるなどが考えられます。

金大中(キム デジュン)の「デ」など大陸側の人名や地名で時々登場します。大家好 など初歩の中国語会話でも学ぶ単語にも含まれます。

大きい、という言葉には、デカい という 準日本語のカタカナ語が しばしば代わりに使われます。語源は まるで違いますが、大=デカ というイメージがあり、それに対する当て字で「大かい」と書いてデカいと読んでもあながち間違ってはいないでしょうから、デの音を大に当てるのは有用な可能性があります。

使用されている文字

  • [1]
    ダイ(呉音)/タイ(漢音)/タイ↘︎(dai4:普通話拼音)/
    かえ・よ・しろ(訓読)
  • [1]
    (旧字:體) タイ(呉音)/テイ(漢音)/ティイ⤻(ti3:普拼音)
    からだ(訓読)
  • [1]
    ダイ(呉音)/タ・タイ(漢音)/タア↘︎(da4:拼音)
    おお(訓読)
  • [1]
    タイ(呉音)/テイ(漢音)/ティ↘︎(ti4:普通話拼音)/
    かえる(訓読)

この衝突語リストは、日本語に おいて同音異義語、あるいは文中に 単語をまたいで登場し、 聞き違いや カナからの変換時に誤変換を よく起こすものを ピックアップしたものです。

ここで示されている「処方せん」は、あまり一般的では ないものを 多く含みますが、 変換辞書に登録し 学習により上位にでるように することで 入力時の誤変換を減らす効果を期待できます。

一部特殊な拗音や別の文字種、変体かななど特殊な表記を使用する場合があり、 昭和から続く日本語のカナ<現代仮名遣い>の構成で 表記が認められていないものについては 現行の漢字変換ソフトそのままでは対応不能なものもあります。

将来的には 制度改定や 続いてシステムがアップデートされていくことが望ましいですが、キーマッピングの変更などでもある程度の調整が可能です。

その他の衝突語